ドルトムント、宿敵バイエルン撃破 華麗な逆転勝利に監督も興奮「完全にクレイジー」
常に先手を取られる苦しい展開も、ロイスとアルカセルのゴールで逆転に成功
ドルトムントとバイエルンによる頂上決戦「デア・クラシカー」が現地時間10日に行われた。常に先行したのはバイエルンだったが、ドイツ代表FWマルコ・ロイスの2得点とスペイン代表FWパコ・アルカセルの決勝ゴールによってホームのドルトムントが3-2で逆転勝利を収めた。ルシアン・ファブレ監督は「完全にクレイジーな試合」と試合を振り返った。クラブ公式サイトが試合後のコメントを伝えている。
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前半26分にポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキのヘディングシュートで先制を許したドルトムントだが、後半2分にサンチョのパスから抜け出したロイスがドイツ代表GKマヌエル・ノイアーに倒されてPKを獲得。これを自ら決めて同点とした。
その5分後に再びレバンドフスキにゴールを許すも、やはり頼りになるのはロイスだ。後半22分、右サイドのポーランド代表DFウカシュ・ピスチェクからの低いクロスをボレーで決めて同点ゴールをゲット。ゴールに対してほぼ直角の軌道でのパスだったが、上手く体を捻りながら、遠いサイドのゴール左隅へシュートを突き刺した。そして同28分には最終ラインの裏に抜け出したアルカセルがGKとの1対1を確実に得点に結びつけ、ドルトムントは逆転に成功。そのまま3-2で勝利を手にした。
両チーム合わせて5得点が乱れ飛ぶ接戦。今季からドルトムントを率いるファブレ監督は「完全にクレイジーな試合だった」と試合を総括。ライバルの強さを称えつつ、苦労してつかんだ勝利の喜びを噛み締めた。