ACL初制覇に王手の鹿島、決勝第2戦0-0で後半へ 完全アウェーもペルセポリス封じる

ACL初制覇に王手の鹿島、決勝第2戦0-0で後半へ【写真:Getty Images】
ACL初制覇に王手の鹿島、決勝第2戦0-0で後半へ【写真:Getty Images】

決勝第1戦と同じスタメン、決定的な先制点を奪えるか

 鹿島アントラーズはクラブ史上初のアジア王者をかけて現地時間10日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝、ペルセポリスとの第2戦に臨み、0-0で前半を折り返した。

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 3日に本拠地カシマスタジアムで行われた第1戦で、鹿島はMFレオ・シルバ、FWセルジーニョのゴールと、DF昌子源らの奮闘により2-0で先勝した。敵地での第2戦で勝利もしくは引き分け、敗れても1点差の負けや1得点以上奪ったうえでの2点差の敗戦でも優勝が決まるなかで、大岩剛監督は第1戦と全く同じスタメンでキックオフの笛を聞いた。

 8万人近いサポーターが大挙する敵地アザディスタジアムで、ペルセポリスは開始早々から鹿島のCKのボールを奪ってからのカウンターでフィニッシュまで持ち込むなど、勝利への執念を見せる。鹿島がボールを持つと大音量のブブゼラが響く中でも落ち着いて試合に入ると、前半13分にはFW鈴木優磨の左からのクロスを逆サイドからペナルティーエリア内でフリーとなったFW土居聖真が際どいシュートを放つなど、果敢にアウェーゴールを狙った。

 一方のペルセポリスは前半27分にFWアリプールのヘディングシュートなど、武骨な攻撃を仕掛けるが、鹿島GKクォン・スンテが落ち着いてセーブするなど、さしたる決定機を与えなかった。アウェーゴールを1点でも奪えば4失点しない限り頂点に輝ける状況だけに、鹿島は後半も攻守のバランスを取りつつ、ペルセポリスの戦意を奪う一撃を叩き込めるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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