浦和FW武藤、恩師ミシャの前での2発に進化証明 「30歳はおじさんだと思っていたけど…」

オリヴェイラ監督も絶賛「武藤は浦和を勝利に導くゴールを決めてくれている」

 例えば武藤が10月20日の第30節・鹿島アントラーズ戦で決めた鮮やかなミドルシュートは、一度正確にトラップしてから素早い反転とドリブルでコースを作って決めたものだ。ペトロヴィッチ監督時代であれば、前線のFW興梠慎三にフリックするようなプレーが選択肢の最初にあったかもしれない。ボールを受ける前の予備動作にはペトロヴィッチ監督の指導が生き、入ってきたボールへの選択にはオリヴェイラ監督の指導が生きている。

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 7日に30歳の誕生日を迎え、武藤は「子供の時は30歳はおじさんだと思っていたけど、なってみるとそんなこともないかなと。若々しくやれていると思うので。常に成長できていると感じます」と話していた。

 その節目となった札幌戦で決めた2ゴールは、まさにオリヴェイラ監督が「武藤は浦和を勝利に導くゴールを決めてくれている」という言葉そのものだった。

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