J1残留争い、13位磐田まで“自動降格”消滅 「17位以下」の残り一枠を4チームで争う
最終節で残留を争う名古屋と湘南が直接対決
最大の注目は、最終節の名古屋vs湘南だろう。第33節で一方が勝ち、もう一方が負けても勝ち点差は「3」以内。得失点差次第だが自力で順位をひっくり返せる。もし勝ち点が同じままなら、まさにJ1残留を懸けた“最終決戦”となる。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
この直接対決が存在するため、「湘南と名古屋がともに連勝する」ことは起こりえない。つまり2クラブのいずれかは勝ち点41以下にとどまることが確定した。そのため現時点で勝ち点41の11位横浜FM、12位神戸、13位磐田は「2試合で勝ち点1以上」を積み上げれば、16位転落を回避できる状況なのだ。
これらを踏まえるとやはり湘南、鳥栖、名古屋、柏の4チームが残留、降格の運命を分ける15位~17位を争うことが濃厚だ。もちろん長崎も17位に浮上し、J2で町田が2位以内に入れば、J1・J2の入れ替えプレーオフに回る望みも残る。
残り2試合というシーズン佳境を迎えても「降格決定」クラブがないのは、今季の大混戦ぶりを象徴しているが、第33節で一足先に抜け出すクラブはどこになるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
page1 page2