浦和の新旧指揮官が見せた“美しきリスペクト” 試合後の握手で交わした会話の内容は?
ペトロヴィッチ監督も呼応「あなたほどの方が引き継いでくれているのが嬉しい」
オリヴェイラ監督がこう話せば、ペトロヴィッチ監督もまた「リスペクト」という言葉を残している。
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「私とオリヴェイラさんは、私が広島の時に鹿島の監督でした。よく我々は対戦してきましたね。私もオリヴェイラさんの仕事に対しての大きなリスペクトを持っています。私も伝えたのは、あなたほどの方が引き継いでくれているのが嬉しく、誇りに思っているということ。これからさらに浦和というチームは成長して良いチームになるという話をしました。監督業は良い時期も悪い時期もあるし、勝つ試合も負ける試合もある。大切なのはお互いにリスペクトしているということであり、同じようなことで戦っている中で彼には親近感を持っています」
この試合の結果、3位鹿島が勝ち点52、4位札幌が同51、5位FC東京が同50、6位浦和が同48と、3位による来季のAFCチャンピオンズリーグ出場権は残り2試合で大混戦になった。北の大地で見応えのある試合を演出した2人の名将は、どちらがアジアへの切符を手にすることができるだろうか。
(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)
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