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救世主から一転 南野痛恨のPK失敗でザルツブルクEL出場逃す
1得点1アシストの大活躍も…
レッドブル・ザルツブルク所属のMF南野拓実は、本拠地レッドブル・アリーナにディナモ・ミンスク(ベラルーシ)を迎え、ヨーロッパリーグ(EL)プレーオフラウンドのセカンドレグを戦った。第1戦を0-2で落としていたザルツブルクだが、南野が1得点1アシストの大活躍。トータルスコアを2-2として90分を終えた。試合は延長戦ヘと突入したが、決着がつかずにPK戦へ。ここで南野を含めて3人が失敗。ザルツブルクは、2-3で敗れて本戦出場を逃した。
南野は4-4-2システムの左MFで先発出場した。前半11分、右CKから中央でチームメートがヘディングで流すと、ボールはファーサイド で待っていた南野の元へ。これを左足のダイレクトボレーでゴールに流し込み、ザルツブルクが幸先良く先制する。
後半13分には南野が中央をドリブルで持ち上がり、左へ流れたエースのFWジョナサン・ソリアーノへラストパス。ソリアーノは右足の正確なシュートをファーサイドのサイドネットに突き刺し、2-0。南野の活躍でチームは本戦出場の望みをつないだ。
ザルツブルクの攻撃をけん引した南野だったが、PK戦では3人目で登場して痛恨の失敗。力強いキックで狙うもコースが甘く、GKにキャッチされてしまった。
昨季はELでベスト16に進出したオーストリア王者のザルツブルクだったが、今季は欧州カップ戦は不参加となった。南野にとっても大きなアピールの場を1つ失うこととなっ た。それでも、リーグ戦3戦連続フル出場中で、その間2得点2アシストを記録するなど、結果は出ているだけに今後も継続した活躍が期待される。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images