ナポリ監督、モウリーニョの“聞き耳ポーズ”に同情 「ずっと侮辱されていたなら…」
アンチェロッティ監督はモウリーニョについて問われると同じジェスチャーで笑いを誘う
ナポリのカルロ・アンチェロッティ監督は、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でユベントスを挑発したジョゼ・モウリーニョ監督(マンチェスター・ユナイテッド)の振る舞いについて記者会見で質問を受けた。すると、「なんと言ったのか聞こえなかったよ」と聞き耳を立てる“例のジェスチャー”で笑いを誘った。英紙「エクスプレス」などが報じている。
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現地時間10日にジェノアとのアウェーゲームを控えるナポリ。試合の前日会見に出席したアンチェロッティ監督に対し、記者からCL第4節(現地時間7日)のユベントス対マンチェスター・ユナイテッド戦における「モウリーニョ監督のジェスチャーについてどう思うか?」という質問が出た。
モウリーニョ監督は2-1で勝利を収めた試合後、ユベントスのホームスタジアムのピッチで右手を耳に当て、相手チームを挑発していた。ポルトガル人指揮官は、ユベントスのファンから侮辱的な野次を浴びていたことに対するリアクションだったと振り返っている。
質問を聞いたアンチェロッティ監督はにやりと笑みを浮かべと、モウリーニョ監督と同じように右手を耳に当てるジェスチャーをして、「申し訳ないが、あなたがなんて言ったのか聞こえなかったよ」とジョークで対応。会場の笑いを誘った。
そうしたうえでアンチェロッティ監督は、「彼の反応は理解できるよ。下品な行動ではないしね。90分間ずっと侮辱されていたというなら、ああいったことも起こり得るだろうね」とモウリーニョ監督に同情し、振る舞いにも理解を示していた。