川崎がJ1史上5チーム目の連覇達成! C大阪に1-2敗戦も2位広島が敗れ優勝確定
後半ATにまさかの失点も“他力”で優勝 V川崎、鹿島、横浜FM、広島に続くJ1史上5チーム目の快挙
川崎フロンターレがJ1リーグ連覇を決めた。
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10日のJ1第32節、川崎はセレッソ大阪と敵地で対戦して1-2で敗れた。だが、勝ち点7差で2位のサンフレッチェ広島が同時刻キックオフのベガルタ仙台戦に0-1で敗れたため、2試合を残して川崎のタイトルが確定。自力で決められず不本意な形ではあったが、結果的には強力攻撃陣を揃える王者が、Jリーグ史上5チーム目となる快挙を達成した。
川崎はこの大一番で主将のFW小林悠が負傷離脱。試合開始直後からボールを支配して主導権を握ったが、前半37分にはMF登里享平が負傷でFW知念慶と交代するアクシデントにも見舞われた。そこからC大阪が徐々にペースつかんでいった。
0-0で迎えた後半10分、FW杉本健勇のゴールが決まり、ホームのC大阪が先制。杉本は古巣相手に今季5得点目をマークした。
自力での優勝を手繰り寄せたい川崎は、後半31分にMF鈴木雄斗とMF齋藤学を同時に投入して反撃に出た。すると同44分に知念が倒されてPKを獲得。MF家長昭博がきっちりと決めて、土壇場でスコアをタイに戻した。
だが後半アディショナルタイム4分に、C大阪MF山村和也に決勝点を奪われ1-2で敗戦。勝ち点を伸ばすことはできなかったが、同時刻キックオフの2位広島が仙台に0-1で敗戦。両者の差は7ポイントのままで、残り2試合での逆転は不可能なため、今季のJ1リーグのタイトルは川崎の手に渡ることが決まった。
J1ではヴェルディ川崎(1993、94年)、鹿島アントラーズ(2000、01年/07、08、09年)、横浜F・マリノス(03、04年)、サンフレッチェ広島(12、13年)に続く史上5チーム目の連覇達成となった。
(FOOTBALL ZONE編集部)