注目のJ1優勝&残留争いの行方は? 川崎が勝利で無条件優勝、長崎が17位以下決定も
17位以下が消える「勝ち点40」が一つの目安 達成可能なのは横浜FM、湘南、名古屋
17位の柏レイソルは、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)で決勝に進出した鹿島アントラーズと先行で6日に対戦し、2-3で敗れて勝ち点33となっている。残り2試合のため、柏が連勝した場合は最大勝ち点39。そのため、勝ち点40に届いたチームから順に17位以下になる可能性は消える。つまり、この勝ち点40に届いている12位のジュビロ磐田から上位のチームに自動降格の可能性はない。まずは、この数字が一つの目途になる。
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今節でそれを達成できる可能性があるのが、勝ち点38で13位の横浜F・マリノス、同37で14位の湘南ベルマーレ、同37で15位の名古屋グランパスの3チームだ。今節の勝利でそのノルマを達成することができれば、厳しい戦いのなかでも一息をついて代表活動での中断期間を迎えられるだろう。湘南と対戦するガンバ大阪、名古屋戦の清水エスパルスは、そうしたモチベーションを持つ相手という意味でも厳しい試合になりそうだ。
そのなかで、横浜FMの対戦相手は勝ち点29で最下位のV・ファーレン長崎だ。長崎は残り3試合を全勝しても最大勝ち点が38。湘南と名古屋に加え、同36でヴィッセル神戸戦を控える16位のサガン鳥栖が揃って勝利した場合には、長崎が自動降格圏の17位を脱出するには横浜FMの全敗を期待するしかなくなる。
さらに、長崎が横浜FM戦で勝利を逃した場合には、さらに状況が悪化する。敗れれば最大勝ち点が35となるため、その時点で17位以下が決定。引き分けても同36までとなるため、鳥栖の3連敗しか16位以上になる可能性が残らない。前述の状況から、引き分け以下の時に「J2降格が決定」とはならないものの、最高でも町田がJ2で2位以内の時に入れ替え戦進出ということになる。