ハリルホジッチがPK奪取のススメ 「インテリジェンスなプレーのひとつだ」
「ずる賢くやり過ぎるというわけではない」
「ただずる賢くやり過ぎろというわけではない。これはフットボールの中でインテリジェンスといわれる部分だが、特にペナルティーエリア(PA)の中で相手からのファウルを誘う。このような試合では時々必要になってくる。1点取るのが難しい試合がありますから」
また、自身の現役時代の経験則から、改めてこうしたプレーの重要性を語っている。
「7試合でPKが一度もない。そうした発想がないのかもしれない。それらを教えていかなければ いけない。私は17歳のころFWだった。それから長い年月プレーした。私は多くの得点を取り、何度もPKを取った。自分で取りにいきました。ボールを見る代わりに相手を見たり、相手の前に入り、私は押されてPKを取った。それでチームを勝たせたこともあった。それを日本代表のFWにも教えてあげたいと思っている。そうした習慣はないかもしれないが、このようなちょっとしたディスカッションが何か貢献していくのではないかと思っている」
ここ4試合勝ちなしと、悩み多き日本代表だが、ハリル監督直伝のPK奪取が実り、勝利を手にすることはできるだろうか。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
page1 page2