本田の新ライバルは凱旋の悪童!? ミラン監督がバロテッリをトップ下テスト
練習で2トップ下の動き方をミハイロビッチ監督自ら指導
リバプールから期限付き移籍でACミランに復帰したイタリア代表FWマリオ・バロテッリだが、シニシャ・ミハイロビッチ監督はトップ下で起用する構想を練っている。ミラン専門のニュースサイト「milannews.it」が伝えている。
記事によると、次節のエンポリ戦ではベンチスタートが予想されるが、コロンビア代表FWカルロス・バッカとブラジル代表FWルイス・アドリアーノの後ろ、つまりトップ下でバロテッリを起用する可能性があり、トレーニングでもミハイロビッチ監督がトップ下としての動き方などの戦術指導をしていたという。また、バロテッリ獲得に成功したことで、ミハイロビッチ監督が4-3-3システムの採用へ舵を切る可能性も指摘されている。
どちらの場合も、プレシーズンから4-3-1-2システムのトップ下を主戦場としてきた日本代表FW本田圭佑は、大きな影響を受けることになる。悪童とトップ下を争うことになるのか、もしくはそのポジション自体がなくなってしまうのか。開幕戦のフィオレンティーナ戦で敗戦した後、ミハイロビッチ監督は中盤のプレーに大きな不満を語っていた。「中盤で負けた」と試合後の記者会見で3度も口にしていた。味方に退場者が出た影響があったとはいえ、本田も前半39分に交代でベンチに下げられている。バロテッリ獲得を機に、ミハイロビッチ監督が中盤から前線の構成を練り直す事態は大いに考えられる。
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