「38歳」まで現役!? ドイツ代表を引退したエジル、“生涯アーセナル”を宣言
エジルが英紙に語る 「アーセナルでプレーできて本当に幸せ」
元ドイツ代表MFメスト・エジルは、2013年にレアル・マドリードからアーセナルに移籍し、今年1月には週給35万ポンド(約5200万円)、年俸換算で約27億円というクラブ史上最高額で2021年までの3年半契約を同クラブと交わした。
ドイツ代表からは、ロシア・ワールドカップ(W杯)前にトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領と会談したことがきっかけとなり、ドイツサッカー連盟への不満を露わにし、大会後に自ら引退を発表したが、クラブでは今季就任したウナイ・エメリ監督の下で好調を維持している。英紙「イブニング・スタンダード」の取材に応じた同選手は、現役最後までアーセナルでプレーするつもりでいることを明かした。
「僕はまだ30歳で若い。サッカーでは、どんなことでも可能だが、アーセナルのようなビッグクラブでプレーできて本当に幸せだよ。楽しいし、自分のキャリアはアーセナルで終わることを想像できる」
また、「何歳で現役引退すると思うか?」との質問には、「たぶん38歳まで現役さ! 冗談だよ。でも、もし、いいコンディションであれば、35か36歳まではプレーできるといつも考えているけどね。分からないな。すべてが良い調子だったら、その時に分かることさ」と答えた。
エメリ新監督を迎えたアーセナルは現在、公式戦15試合連続無敗の記録を継続。22年にわたりチームを指揮した名将アーセン・ベンゲル氏の後任を務めるエメリ監督について、エジルは「非常にいい監督で、選手を理解しようとする。クラブも選手も、ピッチで自分たちができることを彼に見せたいと思っている」とし、「ベンゲル監督の後で、すべてが新しくなり、最初の2試合は難しかった。でも、我々が一歩ずつ前に進んでいるのが分かるだろう。いい方向に向かっていて、これを維持したい」と前を向いていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)