長友悲願の逆転残留へ インテルが2年契約延長提示急浮上!

伊紙報道 サンプ、ジェノアへの放出路線一転、インテル残留濃厚

  去就問題で揺れていたインテルの日本代表DF長友佑都だが、契約延長する可能性が急浮上している。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が伝えている。
  同紙によると、「長友はサンプドリアもしくはジェノアへの移籍が進行していたが、2年間の契約延長が検討されている。マンチーニ監督は長友が持つ走力と柔軟性に納得した」と伝えている。
 現状では2016年6月にインテルとの契約が切れるため、今夏の移籍市場で移籍金を獲得するための交渉が進められていた。しかし、この契約延長がまとまれば、2018年6月までの契約になるという。
 インテルで副キャプテンを務め、青黒にユニフォームとミラノの街に愛情を注いできた男にとっては、これ以上ない朗報となる。移籍市場最終日の8月31日は、27日に発表された日本代表の集合日でもある。それまでに契約がまとまれば、精神的にもリラックスした状態で日本代表のゲームに臨むことができるだろう。
 プレシーズンでは人数合わせ的なトップ下起用をされ、再三に渡って「放出する必要のある選手」と報道もされてきたが、それでも高いプロ意識で不満を漏らさずにプレーしてきた。そうした一面も、今回の契約延長の可能性を呼び込んだのかもしれない。
 現状、インテルのサイドバックは右にダビデ・サントン、左にフアン・ジェズスが起用されているが、マンチーニ監督はが2人に全幅の信頼を置いているというわけでもなさそうだ。契約延長が実現すれば、レギュラー再奪取へ向けて大きな追い風となるはずだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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