「今夜最悪のニュース」とアーセナル監督悲痛 ウェルベック重傷で病院へ緊急搬送
ELスポルティング戦で右足首を痛め退場 エメリ監督「深刻な負傷だ」
アーセナルのイングランド代表FWダニー・ウェルベックが、現地時間8日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)第4節スポルティングCP戦(0-0)で右足首を負傷し、酸素マスクを付けられて病院へ緊急搬送されるアクシデントに見舞われた。目の当たりにしたチームメイトも思わず頭を抱える一大事で、ウナイ・エメリ監督も「今夜最悪のニュースだ」と語った。
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痛恨の場面が訪れたのは前半25分だった。ウェルベックは、右サイドバックのDFステファン・リヒトシュタイナーからのクロスに飛び込んで合わせたが、その際に不自然な体勢で着地してしまい、足首に体重がかかってしまったようだ。痛みに悶え、ピッチに倒れ込んで起き上がることができなくなった。
すぐにメディカルスタッフが応急処置に当たった後、ウェルベックはストレッチャーに乗せられ、そのまま病院へ救急搬送された。英衛星放送「スカイ・スポーツ」は、「ダニー・ウェルベックが“アンクルブレイク”の怪我に苦しむ」と報じるなど、イングランドでは一大ニュースとなっている。
また、アーセナルを率いるエメリ監督のコメントも併せて報じられている。指揮官も27歳のFWの状況を心配している。
「今夜最悪のニュースだ。我々は深刻な負傷だと考えている。彼は足首のどこかを骨折している。今、彼は病院にいて、現時点では新しいニュースを待つことしかできないが、これは深刻な負傷だ」
ピッチ上で目の当たりにした選手の表情も、事態の深刻さを物語っている。19歳のフランス人MFマッテオ・グエンドウジはピッチで治療中のウェルベックに目をやり、思わず頭を抱え、顔を歪めていた。英紙「デイリー・ミラー」はその様子について、「ダニー・ウェルベックのホラーな負傷で、マッテオ・グエンドウジは打ちひしがれたリアクションをした」と伝えている。