「歴史的ハットトリック」 ザルツブルク南野の3発に海外メディア賛辞「真の独奏会」
EL敵地ローゼンボリ戦でハットトリック 5-2快勝での開幕4連勝に貢献
オーストリア1部ザルツブルクの日本代表MF南野拓実は現地時間8日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第4節のローゼンボリ(ノルウェー)戦でハットトリックを達成し、5-2の勝利に貢献した。前半のみでの圧巻の3ゴールを叩き込んだ活躍に、海外メディアも驚嘆している。
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南野のゴールラッシュが幕を開けたのは前半6分だった。右サイドからのパスを中央で受けた南野は、細かいタッチで相手を置き去りにしペナルティーエリア内へ侵入すると、最後は対峙した相手DFの股を通すシュートでゴール左隅に流し込んだ。
さらに同19分、ハーフウェーラインからのロングフィードに抜け出した南野が、右斜め後ろからのボールをダイレクトで左足で合わせてゴール右隅へと流し込んだ。そして仕上げは前半45分、鮮やかなパス交換からペナルティーエリア内でボールを受けた南野が左足でシュートを放ち一度は相手GKに防がれるものの、こぼれ球にいち早く反応して右足で押し込み、前半のみでハットトリックを達成した。
海外メディア「Be Soccer」は、「ミナミノが歴史的ハットトリック」との見出しで特集を組み、欧州カップ戦の舞台において南野が前半のみでハットトリックを達成した最初の日本人になったことを説明している。
「ミナミノはザルツブルクとローゼンボリの試合で真の独奏会を演じた」と綴り、「この日本人はわずか23歳ながらオーストリアでスペクタクルなシーズンを送っている」と惜しみない賛辞を送っている。
南野はこの日のハットトリックでEL4戦4ゴールとなり、目覚ましい結果を残し続けている。森保一監督率いる日本代表でも、9月からの3試合で4得点と新エースに名乗りを挙げる活躍を見せており、その勢いは止まることを知らない。