ELで圧巻ハットトリックの南野拓実 「特に印象的だった」と対戦国メディア称賛
ザルツブルクが敵地でローゼンボリを5-2撃破 4得点に絡んだ南野が4連勝に導く
レッドブル・ザルツブルクの日本代表MF南野拓実が現地時間8日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)第4節、ローゼンボリ(ノルウェー)との一戦でハットトリックを達成。ノルウェーメディアに「ミナミノ」の名を強烈に刻み込む鮮烈な活躍を見せた。
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試合開始わずか6分に、ドリブルからの右足シュートで最初のゴールを決めた南野。同19分には自身の右斜め後方から届いたロングパスを左足のダイレクトボレーで合わせる華麗な一撃で追加点を奪った。
ザルツブルクのノルウェー代表FWフレドリク・グルブランセンにもゴールが生まれて3-0となった同45分、南野は流れるようなパス交換からペナルティーエリア内に侵入してネットを揺らしハットトリックを達成。UEFA主催試合で初の1試合3得点で、今大会では4得点目となった。南野は後半にも相手のオウンゴールを誘発するなど4得点に絡む活躍で、チームも5-2で勝利を収めた。
チームをEL4連勝に導いた南野の圧巻のプレーに、ノルウェー紙「ヴェルデンス・ガング」も試合結果を報じるなかで「特に印象的だったのがタクミ・ミナミノだ」と、ピッチで躍動したサムライを称えた。
また、同メディアに対し、母国クラブとの対戦となったザルツブルクFWグルブランセンは「メディアはローゼンボリが簡単に僕らを倒せると思っていたようだけど、ノルウェーのメディアが考えていたよりは少し僕らがいいチームだったみたいだね」と語った。
ザルツブルクはノルウェーでそれほど大きな脅威だとは考えられていなかったようだが、その中でハットトリックの大活躍を見せた南野は、ノルウェーメディアに対して強烈なインパクトを与えたに違いない。