レアルFWベンゼマ、華麗な3人抜きから“股下弾” クラブ通算200得点超え「歴史作る」
CLプルゼニ戦で2ゴールのベンゼマ、史上7人目の記録達成で自身の記録に自信
レアル・マドリードの元フランス代表FWカリム・ベンゼマは、現地時間7日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第4節FCヴィクトリア・プルゼニ戦(5−0)で2得点をマークし、クラブ史上7人目となる200得点超え(201得点)を達成した。背番号9を背負う白い巨人のストライカーは「僕は歴史を作るためにプレーしている」と自身の記録を誇った。UEFA公式サイトが試合後のコメントを報じた。
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ベンゼマはプルゼニとの一戦に先発出場。前半21分、左サイドからドリブルで切れ込むと華麗なフェイントで相手3人を抜き去り、右足で試合の均衡を破るGK股下弾を決めると、同37分にはヘディングでチーム3点目もゲットした。この日の2得点でクラブ通算得点を200の大台(201得点)に乗せ、クラブの歴史に名を刻んだ。
ゴールだけでなく、周囲の選手を生かすチャンスメーク力に長けた万能型のベンゼマ。昨季まで一緒にプレーしていたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)のサポート役としてCL三連覇を支えた。
しかし、その一方で得点の少なさを批判されることもすくなくはない。今季もロナウド不在の中で非難の対象となることもあったが、ベンゼマは自身のプレーと記録に自信を示している。
「僕は歴史を作るためにプレーしている。時々、僕がピッチ上で何をしているのか理解できない人もいるみたいだけどね。僕はチームメートを助け、そして得点するためにいる。僕にとって重要なことは常に勝利だ」
レアル在籍10年を超えたベンゼマ。周りを生かしながら自身も輝くという信条を曲げることなく、クラブで確かな足跡を残している。