DF接触なし、自分で地面を蹴り「史上最悪のPK判定?」 物議醸すプレーでシティFW謝罪
CLシャフタール戦、シティFWスターリングが相手と接触なしで倒れてPK判定
マンチェスター・シティは現地時間7日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第4節のシャフタール・ドネツク戦に6−0で圧勝したが、この試合でイングランド代表FWラヒーム・スターリングがPKを獲得したプレーが「史上最悪のPK判定」なのではと議論を呼んでいる。
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前半13分にMFダビド・シルバのゴールで先制したシティ。疑惑のプレーは前半23分だった。MFフェルナンジーニョのスルーパスに抜け出したスターリングはペナルティーエリア内へ侵入。DFが背後から追いすがり、GKが飛び出して来るなかでシュート体勢に入ると、次の瞬間ピッチに倒れ込んだ。
しかし、この場面でスターリングはGKともDFとも接触しておらず、左足で躓いて倒れていた。それにもかかわらず主審は迷わずPKの判定を下していた。シャタール側は判定に困惑し、抗議も覆ることはなかった。
このPKをブラジル代表FWガブリエル・ジェズスが決めてリードは広がった。その後もゴールラッシュで、プレミアリーグ首位のシティが6−0で完勝している。
このPK判定は英メディアでも話題となっている。公共放送局「BBC」は「史上最悪のPK判定か?」と特集し、「おそらくそうだろう」と結論づけたうえで「ラヒーム・スターリングは、我々が知る限りでは、史上初めて自分のつま先にファールされた選手となった」と皮肉めいた表現で報じている。
このプレーについてスターリングは「何が起きたかは分からない。接触は感じなかった。レフェリーには謝りたい」と試合後に衛星放送局「BTスポーツ」の取材に語った。以前からダイブ癖を指摘されることもあったスターリングだが、ファールをもらう意図はなかったと謝罪した。