「メッシ不在のバルサと戦いたいのは当たり前」 インテル監督、ドロー決着に本音吐露
CLでバルサと1-1 スパレッティ監督がメッシ欠場に言及「どんな選手にも怪我はしてほしくないが…」
インテルは現地時間6日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第4節、ホームでのバルセロナ戦に1-1で引き分けた。ルチアーノ・スパレッティ監督は試合後の記者会見で、バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが出場しなくて良かったと本音を吐露している。英サッカー専門誌「フォー・フォー・トゥー」が報じた。
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メッシは10月20日のリーグ第9節セビージャ戦(4-2)で右腕を骨折。リハビリを終えたメッシは急ピッチの回復を見せてインテル戦のメンバー入りも噂されたが、最終的にはベンチ入りしなかった。
膠着した展開となった一戦で、インテルは後半38分、交代出場したバルセロナのブラジル人FWマルコムに先制ゴールを許した。しかし、その4分後にインテルもクロアチア代表FWイバン・ペリシッチのシュートのこぼれ球をつなぎ、最後はバルサ下部組織出身のアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディがねじ込み同点ゴール。両者とも勝ち点1を分け合う形となった。
スパレッティ監督は試合後、メッシの欠場について「怪我でプレーできかったのは気の毒に思う。彼にも、どんな選手にも怪我はしてほしくない」としたうえで、このように述べた。
「メッシは非常に素晴らしいサッカー選手だ。バルセロナはメッシ不在でもアメージングなチームだが、もし彼がプレーしたら、さらに強くなる。バルセロナと対戦するならば、誰だってメッシのいないバルセロナと戦いたいと思うのは当たり前。そう思うだろう? みんな口にしないだけで、同じことを考えているさ」
ホームとはいえ、終了間際の同点ゴールで追いついての1-1ドローという結果に安堵したのか、思わず本音を吐露したスパレッティ監督。この結果、勝ち点10としたバルセロナが2試合を残して決勝トーナメント進出を決定。勝ち点7で2位のインテルは、次節で勝ち点4の3位トットナムとの直接対決に臨む。
(FOOTBALL ZONE編集部)