昨季全体では、スアレスが出場した試合の成績は36勝2分け5敗だったが、得点した試合は全勝利。CL決勝ユベントス戦での勝ち越し弾や、今年3月に行なわれたレアル・マドリードとのクラシコで決めた決勝点など、貴重な得点も含まれている。
　今季もリーグ開幕前に行われたセビージャとのヨーロッパ・スーパーカップ（5-4）、そしてリーグ開幕戦のアスレティック・ビルバオ戦（1-0）でもこのストライカーは得点を記録し、バルセロナが勝利。スアレス得点時の無敗記録は継続中だ。
　昨季はスアレス不在でも無類の強さを発揮し、最終的に三冠という偉業を果たしたバルセロナだが、この”勝率100％の男”が開幕から万全であったならば、更なる独走でタイトルを独占していた可能性があったかもしれない。
　2年目の今季はプレシーズンから万全のコンディションで、キレのあるプレーを披露し続けるスアレス。この全勝神話はどこまで継続できるだろうか。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文　text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images