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名将エリクソン、なぜフィリピン代表監督に就任したのか 会見で明かした“動機”とは?
フィリピン代表監督としてスズキカップで初陣、来年1月アジアカップにも参戦
かつてイングランド代表などを指揮してきたスベン・ゴラン・エリクソン氏は、フィリピン代表監督に就任して世界中のサッカーファンを驚かせた。同氏は就任の動機について「今までと全く違うことがしたかった」と明かしている。記者会見の様子を母国スウェーデンのメディア「ザ・ローカル・スウェーデン」が報じた。
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10月27日、6カ月間の契約でフィリピン代表監督への就任が発表されたエリクソン氏は、今月に開幕する東南アジアサッカー選手権(スズキカップ)でその初陣を迎えることになり、その後は日本代表も出場する1月のアジアカップに臨む。
エリクソン氏は就任の動機に関して、「今までと全く違うことがしたかった」と話している。「まずはフィリピンが過去に達成したのと同じことを、スズキカップで成し遂げるべくプレッシャーをチームに与えることになるだろう。それは、決勝まで進むことを意味する」と、就任直後から結果を求めると宣言した。
アジアカップでは、グループリーグで韓国、中国、キルギスと同組になっている。同大会について「勝利すると宣言するのは簡単だが、どのくらいそれが現実的なものか理解しなければいけない。まずはスズキカップで良いスタートを切ることを考えよう」と語っている。
過去には中国の北京国安を率いるなど、すでにアジアでの指揮は経験している。スズキカップではFW本田圭佑(メルボルン・ビクトリー)が事実上の監督として率いるカンボジアと対戦する可能性もあるだけに、欧州のトップシーンを潜り抜けてきた名将がどのような采配を見せるか注目される。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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