ドルトムントで飛躍する20歳DF ドイツ挑戦を後押ししたレアルの2選手とは?
ブンデス第5節以降に定位置を確保したハキミ 「とても大きな挑戦だった」
今季レアル・マドリードから期限付きでドルトムントに移籍し、躍進を見せているモロッコ代表DFアクラフ・ハキミが、ブンデスリーガ行きを決めた理由の一つがレアルの選手二人の助言にあるようだ。スペイン「ラジオ・マルカ」で語った内容を、ドイツ誌「シュポルト・ビルト」が報じている。
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ハキミは今季序盤こそベンチを温める試合が続いたが、ブンデスリーガ第5節ニュルンベルク戦(7-0)で初出場を果たすと、いきなり1ゴール。それ以降、コンスタントに起用されるようになり、ブンデスリーガでここまで3アシストをマークしている。また、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第3節のアトレチコ・マドリード戦では3アシストを決めて、ドルトムントの4-0圧勝に大きく貢献した。
レアルではつかむことのできなかったスタメンの座をドルトムントで勝ち取っているハキミだが、今季のブンデスリーガ行きを決めるにあたっては、レアルのスペイン代表DFダニエル・カルバハルと、FWボルハ・マジョラル(現在レバンテにレンタル移籍中)のアドバイスが役に立ったという。カルバハルは2012年から13年までレバークーゼンでプレーし、マジョラルは16-17シーズンをヴォルフスブルクで過ごしている。
ハキミは「とても良く、クレバーな移籍に思えた。僕のキャリアにおいて、とても大きな挑戦だった。今のところ、ここで上手くいっていて嬉しいよ。カルバハルとマジョラルが、僕にとても良いアドバイスをくれたんだ。それがここに来ようと決心した理由の一つだよ」とコメント。古巣の同僚二人から助言を得ていたことを明かしている。
両サイドバックをこなせる20歳の将来性豊かなDFは、ブンデスリーガ首位を走るチームの最終ラインで、着実に欧州トップレベルの経験を積むことができているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)