独王者バイエルンで内紛没発 ロッベン&リベリーら古参選手4人がコバチ監督と反発
ミュラーの妻リサさんのSNS投稿がきっかけで、ドイツ誌がバイエルンの内紛騒動を報道
ドイツ王者バイエルンにニコ・コバチ監督と古参4選手の間で軋轢が生まれ、内紛が発生しているという。ドイツ代表FWトーマス・ミュラーの妻によるSNS投稿で明るみに出た件で、ドイツ誌「キッカー」は他にも監督へ不満を抱えている選手がいることを報じている。
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現地時間3日のブンデスリーガ第10節で、バイエルンは本拠地でフライブルクと1-1の引き分けに終わった。この試合でベンチスタートだったミュラーについて、妻のリサさんは自身のSNSでコバチ監督がミュラーを呼び寄せて話をしていると思われる画像に、「思いつくまで70分以上もかかってる」とコメントし、後半35分にドイツ代表MFセルジュ・ニャブリがゴールを決めた後には、バイエルンの面々が喜んでいる画像に「そして8分後」とのコメントを加えて公開した。
こうした監督批判と受け取れる顛末に、リサさんはコバチ監督に直接の謝罪を行って投稿を削除。コバチ監督も謝罪を受け入れたと翌日までに報じられていた。
一方で、ミュラーを含む数人の選手たちがコバチ監督の推し進めるスタイルに反発していると記事では言及している。その面々は、元オランダ代表MFアリエン・ロッベン、元フランス代表MFフランク・リベリー、ドイツ代表DFマッツ・フンメルスとミュラーだとされ、奇しくもバイエルンで長年活躍してきた古参の中心選手たちだという。
バイエルンは首位ドルトムントから勝ち点4差の3位だが、ホームで4戦連続で勝利を逃すなど今一つピリッとしないシーズンを送っている。それに加えて指揮官と古参選手たちによる内紛騒動は、ドイツの絶対王者に大きな影を落としている。
(FOOTBALL ZONE編集部)