名将ベンゲルにミラン次期監督話が浮上 キーポイントは新CEOの“アーセナルライン”
昨季限りで監督業を退いた名将を、ミラン新CEOのガジディス氏が監督招聘へ
昨季までプレミアリーグの強豪アーセナルを指揮したアーセン・ベンゲル氏が、イタリアの名門ACミランで監督業に復帰する可能性が高まったという。名将の母国であるフランスの専門誌「フランス・フットボール」が報じている。
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ベンゲル氏は1996年からアーセナルを率い、昨季限りで22年の長期政権にピリオドを打った。その名将がミランと結びつくキーマンが、アーセナルの最高経営責任者(CEO)のイヴァン・ガジディス氏だという。
ミランは昨季にチームを掌握した中国資本が撤退し、今季から米ファンド「エリオット・マネジメント」の支配下に入っている。そのなかで、12月1日からガジディス氏がミランのCEOに就任することが発表されていた。そのため、記事ではガジディス氏とベンゲル氏のつながりでの監督招聘が行われる可能性が高まったとしている。
ミランはクラブOBで元イタリア代表MFジェンナーロ・ガットゥーゾ監督がチームを率いているが、インテルとの「ミラノ・ダービー」に敗戦(0-1)したことで現地メディアでは監督解任の可能性が高まったと報じられていた。
名門再建を目指すミランは、スポーツディレクターにOBの元ブラジル代表MFレオナルド氏、強化部に同じくOBの元イタリア代表DFパオロ・マルディーニ氏がクラブに復帰して今季を戦っている。すでにレオナルドSDは冬の移籍市場で「ネクスト・カカ」とも称されるブラジル代表MFルーカス・パケタの獲得をまとめているが、新CEOは実績十分のベンゲル氏をミランに連れてくることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)