堂安は「世界を震撼させる」 華麗な“メッシ級”反転ボレーにオランダメディアが敬意
エクセルシオール戦で技ありゴールを決め、地元レポーターがメッシを引き合いに称賛
フローニンゲンの日本代表MF堂安律は、現地時間2日のエールディビジ第11節エクセルシオール戦(4-2)で今季2点目を挙げ、チームの勝利に貢献した。浮き球を反転ボレーで決める見事なプレーだったが、オランダメディアは「メッシがやったら、世界を震撼させる」とバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシを引き合いに出して絶賛している。
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8試合未勝利(1分7敗)で迎えたエクセルシオール戦、堂安は4-4-2の右サイドハーフで先発出場。前半26分、モロッコ代表FWミムン・マヒが先制ゴールを決めると、その3分後に堂安に見せ場がやって来る。
左サイドから攻め上がったドイツ人MFジェフリー・ヒャボドのクロスがエクセルシオールDFに当たって空中に舞うと、ゴール前にいた堂安はマーカーを背負いながら素早く落下点に入る。相手に体を預けながら左足でトラップし、鋭く反転して左足を一閃。グラウンダーの一撃がゴール右隅に突き刺さり、リードを2点に広げた。
フローニンゲン公式ツイッターは、「ワォ!!! 2-0。ドウアンがワンダフルゴールを決めた。彼はハイボールをトラップしてボレーを放つ」と堂安のゴールを速報していたが、試合から数日を経ても、その余韻は冷めていないようだ。
オランダラジオ局「RTV Noord」は「リツ・ドウアンへの称賛」と特集。同局のリポーターを務めるステファン・ブリーカー氏が、堂安の開幕戦以来の今季2点目に対して自身の見解を述べている。
「もしメッシがこれをやったら、世界を震撼させる。それは間違いなくトップレベルだ。我々はドウアンのプレーを楽しむべき。なぜなら彼はここで長くはプレーしないだろうからね」
ブリーカー氏は、メッシが堂安と同様の反転ボレーを決めたら、世界で反響を呼ぶレベルだと言及。オランダ1年目の昨季から目覚ましい活躍を見せる日本人アタッカーが将来的に移籍することも見据え、そのプレーを目に焼き付けておくべきだと主張した。堂安にとって、また一つ勲章となるゴールになったのは間違いないだろう。