“似てない銅像”の悲劇再び!? サラー像完成も出来栄えに世界騒然「ガーファンクル?」

リバプールのFWモハメド・サラー【写真:Getty Images】
リバプールのFWモハメド・サラー【写真:Getty Images】

C・ロナウド銅像を連想させる展開にファン驚き 「モウ・サラーではない」

 昨季のプレミアリーグ得点王に輝いたリバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーの銅像が、このたびお披露目された。しかし、これが2017年にポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの銅像第1作目としてポルトガルで公開され、「似てない」との声が殺到した作品を連想させる出来栄えだと、話題になっている。

 現在26歳のサラーは、昨季プレミアリーグの最多得点記録を更新する32ゴールを挙げて得点王に輝いた。2017-18シーズンのPFA年間最優秀選手賞に選出されると、FIFA年間最優秀選手賞の最終候補3名にもノミネートされるなど、2018年を代表する選手の一人として世界にその名を轟かせた。

 英紙「イブニング・スタンダード」によると、この功績に感銘を受けたエジプト人女性彫刻家のマイ・アブデル・アラーさんは、約1カ月をかけて同選手の銅像を制作。エジプトの都市シャルム・エル・シェイクで、4日に行われた「ワールド・ユース・フォーラム」でお披露目された。

 銅像のサラーは球体の上に立ち、両手を左右に広げながら上を向き笑顔を見せている。アラーさんは、サラーがゴールを決めた後に行う「ファンに向けて両手を開いたときのポーズ」と説明した。

 ところが、この写真がツイッターなどで公開されると、たちまち話題に。映画「ホーム・アローン」に登場する泥棒の一人マーヴ・マーチャントや、アメリカ人男性歌手のデュオ「サイモン&ガーファンクル」のアート・ガーファンクル氏にそっくりとの声が上がり、同時に「モウ・サラーではない」といったコメントが殺到している。

 ちなみに「似てない」と嘲笑されたロナウドの銅像は、第1作目がお披露目されてから1年後の今年3月、作者がリベンジとしてより実物に近い佳作を作り上げていた。果たして今回のサラーの銅像も、“第2作”が生まれることになるのだろうか。

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