“芸術家”ピルロが達した境地 叶わなかったスペイン行きと30代で再び迎えた黄金期
ユベントスで見せた円熟の境地、3年連続でセリエAのMVP獲得
ユベントスに加入したピルロは、アントニオ・コンテ監督の指揮の下でレジスタとしてのプレーを続ける。その両脇を固めるのは、チリ代表MFアルトゥーロ・ビダルやイタリア代表MFクラウディオ・マルキージオに変化していったが、そのゲーム能力は変わらなかった。コンテ監督による「3-1-4-2」という超攻撃的なシステムは、ピルロなしでは成立しないことから「ピルロ・システム」とすら呼ばれた。
【PR】学生向けのお得プランが新登場!ABEMA de DAZN 学割キャンペーン、通常年額の半額でAFCアジア予選・日本代表戦、欧州リーグなどが視聴可能に
ピルロは32歳でユベントスに移籍してから、3年連続でセリエAのMVPを受賞。リーグ戦も4連覇を果たすなど、円熟の境地にあるプレーでタイトルを次々に獲得した。結局、契約を1年延長して迎えた2015年の夏にユベントスとの契約を満了し、キャリアの最後はアメリカMLSのニューヨーク・シティFCで過ごし、17年限りで引退した。
ユベントスでの2年目から髭を伸ばし、かつての線の細い貴公子とは違った魅力を放っていたマエストロは、世界のサッカー史にも稀代のゲームメーカーとして足跡を残していった。
【Soccer Junky 商品紹介】
スポーツブランド「Soccer Junky(サッカージャンキー)」では、“BIANCO NERO”と名付けた半袖Tシャツを販売している。人気イラストレーター・JERRY氏とのコラボ商品で、名門クラブの「背番号21」の系譜を表現。ホワイト、ブラック、ヘザーグレーの3色を展開している。
■販売価格:4,536円(税込)
■サイズ:S~XL(4サイズ展開)
■カラー:ホワイト、ブラック、ヘザーグレー
(FOOTBALL ZONE編集部)