“空手キッド”ポドルスキ、驚愕の一撃の瞬間を公開 「ルーカス・イブラヒモビッチ」
名古屋戦で2ゴール、8戦ぶりの勝利に貢献したポドルスキ
ヴィッセル神戸の元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキは現地時間3日に行われたJ1第31節の名古屋グランパス戦で2ゴールとチームの全得点を叩き出し、2-1の勝利に貢献した。自身の公式インスタグラムには先制点となったジャンピングボレーの瞬間の写真を投稿し、「空手キッド、ポルディ」と紹介している。
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2ゴールを挙げたポドルスキだが、この試合で最もインパクトを与えたのが先制点の場面だった。0-0で迎えた前半10分、敵陣中央でボールを受けた元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは、ブロックを築く相手守備陣の動きを見極めると、空中に高く浮かして相手最終ラインの裏を突く右足のループパスを選択。裏に抜け出し相手守備陣を置き去りにしたポドルスキが左足のジャンピングボレーでゴール左に流し込んだ。
2点目も右サイドから自ら切り込み強烈な左足を振り抜く目覚ましい一撃となったが、特に先制点の場面はイニエスタとポドルスキによるワールドクラスのゴールとなったため、日本だけでなく、海外で話題を呼んでいた。
ポドルスキは5日、自身の公式インスタグラムに先制点のジャンピングボレーの瞬間の写真を投稿し、「空手キッド、ポルディ」と文章を添えた。コメント欄では「ルーカス・イブラヒモビッチ」「世界最高のゴールの一つだ」「大空翼になった!」「最高峰のカンフーキック」「映画のオファーが来るのでは?」と海外ファンからも反響を呼んでいた。
7戦未勝利と不振から抜け出せず、残留争いに巻き込まれる気配まで漂っていた神戸だったが、主将ポドルスキの殊勲の活躍で勝ち点3を積み重ね、現在勝ち点40の11位。J1・J2入れ替え戦に回る16位の名古屋(勝ち点34)とは勝ち点差6で、リーグ戦3試合を残すなか、残留に大きく前進する1勝となった。