得点力不足に陥ったマンU ファン・ハール監督の補強に頼らない秘策とは…
フェライニをストライカー起用か
マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督が、深刻な得点力不足の解決策としてMFマルアン・フェライニの名を挙げている。英メディア「スカイ・スポーツ」が報じた。
ファン・ハール監督は、26日に行われるUEFAチャンピオンズリーグ予選プレーオフセカンドレグのクラブ・ブルージュ戦を前に、記者会見に出席した。ファーストレグでは3-1と快勝しているものの、リーグ戦では3試合で2得点。そのうちの1点はトットナムMFカイル・ウォーカーのオウンゴールと得点力不足に陥っている。
今季最前線に配置されているFWウェイン・ル ーニーは、いまだ無得点。ストライカー不足がささやかれ、バルセロナのFWネイマール、バイエルン・ミュンヘンのFWトーマス・ミュラーら大物タレントへの関心も報じられていた。
しかし、ファン・ハール監督は得点力不足の解決策を補強に頼らず、フェライニの前線起用で乗り切ろうとしているようだ。
「彼は背番号9のポジションでも、10番の位置でもプレーすることができる。本来は6番、8番の選手だが、今季は9番、10番の役割を担うことになるだろう」
フェライニは、その強靭(きょうじん)なフィジカルで昨季リーグ戦10ゴールを挙げた。ストライカー起用については、本人も「全てのポジションを楽しみたい」と前向きな姿勢を示している。今季はエースストライカー・フェライニの 姿をピッチで見ることができるかもしれない。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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