「決定機を決めるかどうかで人生変わる」 元日本代表FW田中順也、夢のEL&CLで痛感

目の前に見えるCLのベンチ 今も色褪せない「あとちょっとだった…」の思い

 CLチェルシー戦の遠征メンバーとして同行した田中だが、試合当日にベンチメンバー外が決まった。悔しさを噛み殺しながらスタンドから観戦することになったが、「ベンチ外メンバーのすぐ前にベンチがあって……」と、当時の様子を思い出しながら言葉を続ける。

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「あとちょっとなんだけどな。ちょっとした差なんだけどな……と思ったことが、すごく思い出として残っている。出たかったな、と。それで俺の海外挑戦は終わった」

 目の前に見えるベンチに入れず、そしてCLの舞台に立てなかった悔しさが今でも心の奥に残っている。「あとちょっとだった……」の思いは色褪せないという。だが夢を追い続けた男にとって、その経験はサッカー人生における宝物の一つでもある。

「苦い思い出が多かったけど、人生の糧になっている」

 ELやCLは、サッカー選手の人生を大きく左右する舞台でもある。世界各国から集まった男たちは、その大舞台で結果を残すべく、今季もキャリアを懸けた熾烈な戦いを繰り広げている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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