モウリーニョ監督は「レアルに戻る気はない」 英国人記者が知人の証言を紹介
一部報道で古巣復帰が噂されるも、キャッスルズ記者は否定
マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は今季序盤戦の不振から批判を浴び、解任説も浮上している。一方、2010年から3シーズン率いた古巣のレアル・マドリードでは、成績不振により今季就任したばかりのフレン・ロペテギ監督が解任され、現在は下部組織を率いていたサンティアゴ・ソラーリ監督が暫定的に指揮を執っている。
そうしたなか一部報道では、レアルのフロレンティーノ・ペレス会長がかつてリーグ優勝に導いた“スペシャル・ワン”の復帰を熱望し、接触したとの噂も出ていたが、同監督に復帰する意思はないようだ。英紙「デイリー・エクスプレス」が報じている。
英紙「サンデー・タイムス」などに寄稿するスポーツジャーナリストのダンカン・キャッスルズ氏は、ポッドキャスト番組「ザ・トランスファー・ウィンドウ」で、モウリーニョ監督の知人の話として、このように語った。
「モウリーニョはいつも周りの人間に、レアル・マドリードに戻る気はないと話しているんだ。(前回の)終わり方が原因でね。彼は自分で契約を終了することを決め、イギリスのサッカー界、チェルシーに戻ることを選んだんだ。
私が聞いた話だと、もしジョゼ・モウリーニョがあと数週間や数カ月でマンチェスター・ユナイテッドを解任されたら、フロレンティーノ・ペレスは使える力のすべてを駆使してクラブに連れ戻そうとするだろう。前にも、ラファエル・ベニテス(現ニューカッスル監督)が解任になる前の半年くらい試みたようだ。でも、モウリーニョに戻るように頼んだら、彼は断った」
キャッスルズ氏はこのようにモウリーニョ監督にレアル復帰の意思はないと語ったが、苦しい試合が続くプレミアリーグでの戦いを含めて、今後の動向に注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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