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栄光と挫折を味わった英雄の再会 ジェラードとピルロを巡るストーリー
アメリカで再会した2人の英雄
MFスティーブン・ジェラードとMFアンドレア・ピルロ。彼らは、プレミアリーグ、セリエAという異なるリーグで英雄となった。そんな2人の間には、ある因縁がある。
23日のメジャーリーグ・サッカーのLAギャラクシー対ニューヨーク・シティFC戦。くしくも2人は新天地のアメリカのピッチで再会を果たした。試合は、ジェラードが所属するLAギャラクシーが5-1で大勝を収めた。
この試合、注目を集めたのはジェラードとピルロの競演だった。ジェラードは今夏、17年間所属したリバプールに別れを告げ、アメリカへと活躍の場を移した。ピルロはこれまでACミランやユベントスで絶対的なマエストロとして君臨。今季からユベントスを離れ、新天地にMLSを選んでいた。
ジェラードとピルロがクラブを去った理由は共に一致していた。「チームの中心としてプレーできないことに耐えられない」というものだ。長年にわたり、第一線で活躍してきた2人にとって、キープレーヤーでなくなっていく自分が許せなかったようだ。
この両者が顔を合わせた試合で最も印象深い一戦がある。UEFAチャンピオンズリーグ2004-05のファイナル。舞台は、トルコ・インスタンブールだった。