「監督が代わると、ベストパフォーマンスまで時間を要することがあるが…」

「ワールドカップ（W杯）後に新たな選手が加わり、監督も代わった。監督が代わると、自分のベストのパフォーマンスを出せるようになるまで時間を要することがあるが、僕たちはかなり上手くやったと思う。良い選手を獲得して、数選手を失ったけど、今はトップクラスの選手がここにいる。良いサッカーができて、だからこそ僕たちは勝っているんだ。この調子を維持したい。毎年、優勝してトロフィーを獲得するという同じ目標を掲げている。イングランド最高のリバプールやシティと競い合えると思う」

　イタリア人のマウリツィオ・サッリ監督の下で新たな船出を切った今季のチェルシーは、　リーグ戦38試合中11試合を消化し、8勝3分と開幕から無敗をキープ。勝ち点27で並ぶリバプールを得失点差で上回って2位につける。首位マンチェスター・シティは9勝2分の勝ち点29で、チェルシーが猛追している状況だ。

「試合に勝っているし、自信もある。落ち着いていこうじゃないか」と語るアザール。10番を背負う27歳のアタッカーが、力強くチームをけん引する。