元日本代表の43歳GK川口能活、今季限りで現役引退発表 「今は感謝の気持ちしかありません」
相模原の公式サイトで川口がコメント「今シーズンで引退することを決めました」
J3のSC相模原が4日、公式サイトで元日本代表GK川口能活が今季限りで現役引退すると発表した。
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現在43歳の川口は横浜F・マリノスでプロデビューを飾り、ポーツマスやジュビロ磐田を渡り歩き、2016年よりJ3の相模原でプレーしていた。1997年に日本代表デビューを飾り、長年代表の守護神として君臨。2004年アジアカップでベストイレブンに選出され、ワールドカップは1998年大会から4大会連続選出。GKとして歴代1位の116試合に出場した。今季はリーグ戦5試合の出場にとどまっている。
クラブ公式サイトでは「川口能活選手現役引退のお知らせ」のリリースを発表。川口が残したコメントは以下のとおり。
「今シーズンで引退することを決めました。とにかく今は感謝の気持ちしかありません。僕がプレーした横浜F・マリノス、ポーツマスFC、FCノアシェラン、ジュビロ磐田、FC岐阜、SC相模原の各クラブに携わる全ての方々、応援してくれるサポーター、両親、家族、サッカー人生で出会い力をいただいた全ての人達、そして一緒にプレーした先輩方、仲間達に感謝の気持ちを伝えたいと思います。自分の気持ちはまた改めて引退会見の場でお話しさせていただきたいと思います」
なお、12月2日のJ3第34節鹿児島ユナイテッドFC戦(相模原ギオンスタジアム)終了後に引退セレモニーを予定。引退記者会見は11月14日に行われる。
川口能活(Yoshikatsu KAWAGUCHI)プロフィール
■生年月日:1975年8月15日(43歳)
■身長/体重:180cm/77kg
■ポジション:GK
■背番号:1
■出身:静岡県富士市
■経歴:東海大一中→清水商高→横浜F・マリノス→ポーツマスFC(イングランド)→FCノアシェラン(デンマーク)→ジュビロ磐田→FC岐阜→SC相模原
■Jリーグ通算出場 Jリーグ通算506試合(2018年10月28日現在)
J1:421試合
J2:43試合
J3:42試合
■代表歴 日本代表通算116試合出場
1996年:U-23日本代表 1996アトランタオリンピック出場
日本代表A代表選出
1998年:1998 FIFAワールドカップフランス出場
2000年:AFCアジアカップ2000優勝
2001年:FIFAコンフェデレーションズカップ2001出場
2002年:2002 FIFAワールドカップ日韓選出
2004年:AFCアジアカップ2004優勝
2005年:FIFAコンフェデレーションズカップ2005出場
2006年:2006FIFAワールドカップドイツ出場
2007年:AFCアジアカップ2007出場
2010年:2010FIFAワールドカップ南アフリカ選出日本A代表
■ タイトル
1995年度:Jリーグ 新人王
2001年度:FIFAコンフェデレーションズカップ2001 ベストイレブン
AFC月間最優秀選手賞
2004年度:アジアカップ2004 ベストイレブン
2006年度:Jリーグ ベストイレブン 2008年度:Jリーグ フェアプレー個人賞
(FOOTBALL ZONE編集部)