「自信過剰だったかも…」 バルサFWスアレス、2ゴールも薄氷の勝利を猛省
敵地で19位ラージョ・バジェカーノに大苦戦 終了間際の連続弾で辛くも3-2勝利
バルセロナは現地時間3日にリーガ・エスパニョーラ第11節ラージョ・バジェカーノとのアウェーマッチに臨み、苦しい展開の末に3-2で逆転勝利した。終盤まで1-2とリードを許した点について、決勝弾を含む2ゴールを決めたウルグアイ代表FWルイス・スアレスは「自信過剰だったかも」と話したと、スペイン紙「マルカ」が報じている。
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バルサは前節、宿敵レアル・マドリードとの“エル・クラシコ”を5-1の圧勝で制し、リーガ首位の座を取り戻した。ラージョ戦も前半11分にクロアチア代表MFイバン・ラキティッチのロングパスに左サイドバックのスペイン代表DFジョルディ・アルバが抜け出し、マイナスのラストパスをスアレスが決めるというクラシコの先制点と同パターンで先手を取った。
しかし好事魔多し――。前半35分、後半12分とラージョにファインゴールを許し、敵地とはいえ19位に沈む相手に対して1点を追う展開に。後半42分に途中出場のフランス代表FWウスマン・デンベレのボレー、そして終了間際には右サイドからのクロスにファーサイドでフリーになったスアレスのこの日2点目で逆転と、なんとか“うっちゃった”形となった。
スアレスはクラシコでのハットトリックに続く殊勲の2得点で通算9ゴールと、得点ランキングトップに立ったが、「どこかで自信過剰になっていたかもしれない。勝ち点を確保すべき相手に対しても、リスペクトを持たないと」と冷や汗をかく展開だったことを反省した。
とはいえ、エースFWリオネル・メッシが負傷離脱中に勝ち点3を積み上げたことは、チームにとって大きな自信となりそうだ。UEFAチャンピオンズリーグでは6日にインテルと対戦するバルサだが、中盤戦に入って本来の力を見せつつあるのはプラス材料だ。