英国人記者がACL決勝第1戦の鹿島を採点 「試合を牛耳った」L・シルバに最高評価
鹿島がペルセポリスに2-0で先勝、スタメン11人のパフォーマンスを評価
鹿島アントラーズは3日に行われたAFCチャンピオンズリーグ決勝第1戦、ホームでのペルセポリス(イラン)戦に2-0で勝利を収めた。前半を0-0で折り返すも、後半13分にMFレオ・シルバ、同25分にMFセルジーニョがゴール。ブラジル人コンビの活躍により、悲願のアジア初制覇に王手をかけた。
これを受け、かつてアジアサッカー連盟の機関紙「フットボール・アジア」の編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、ワールドカップを6大会連続で取材した英国人記者のマイケル・チャーチ氏が、ペルセポリス戦に先発した鹿島の11人を10点満点で採点。マン・オブ・ザ・マッチには、鹿島に流れを引き寄せる先制点を奪ったレオ・シルバを選出し、「試合を牛耳るパフォーマンスを披露した」と絶賛している。
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■ACL決勝第1戦ペルセポリス戦の鹿島スタメン11人の採点(10点満点)
【GK】
クォン・スンテ 6点
比較的静かな日を過ごしたが、集中を切らさず、手堅かった。
【DF】
西 大伍 7点
常にエネルギッシュであり、右サイドから攻撃に加勢する時はペルセポリスの守備陣を間延びさせた。
チョン・スンヒョン 7点
力強いパフォーマンスで、ペルセポリスがGKクォン・スンテに脅威をもたらすチャンスをほとんど与えなかった。
昌子 源 7点
足首負傷の復帰からコンディション調整の段階にあるが、ワールドカップのフォームを取り戻しているように見える。
山本脩斗 7点
アリ・アリプールとシアマク・ネマチの脅威に晒されるも、スピードに上手く対応していた。
マイケル・チャーチ
アジアサッカーを幅広くカバーし、25年以上ジャーナリストとして活動する英国人ジャーナリスト。アジアサッカー連盟の機関紙「フットボール・アジア」の編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、ワールドカップ6大会連続で取材。日本代表や日本サッカー界の動向も長年追っている。現在はコラムニストとしても執筆。