海外組“オーバー30”の生きる道 欧州通算11年の松井大輔が注目、乾に見出す才能とは?

(左から)DF長友、MF香川、MF長谷部【写真:Getty Images】
(左から)DF長友、MF香川、MF長谷部【写真:Getty Images】

「俊さんのように、クラブでレジェンドになる選手が増えていくことを願っています」

 香川は2012-13シーズンから2年間、イングランドの名門マンチェスター・ユナイテッドでプレーしたが、その後かつてプレーしていたドルトムントに戻り、ドイツにおいては“ドルトムント一筋”を貫いている。

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「(元イタリア代表DFパオロ・)マルディーニみたいに、生涯ミランでやる選手もいる。日本人に可能かは分からないですけど、もしずっとクラブに在籍して活躍できるのであれば、そこでキャリアを終えるのも彼の選択。それは良いお手本になると思います。ヨーロッパで活躍すると、その地域、クラブでリスペクトされて語り継がれるようになる。それだけサッカーが根付いているんです。俊さん(中村俊輔)は街の人が覚えているくらい、歴史を作りましたよね。クラブでレジェンドになる選手がどんどん増えていくことを願っています」

 松井は欧州で成功する秘訣に「サッカーを楽しみながら、みんなと仲良くすること」を挙げるが、日本代表MF乾貴士(ベティス)にはその才能があるという。

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