イングランドから外国籍選手がいなくなったら? “英国籍限定”プレミアリーグ順位分析
アーセナルとチェルシーを退けたのは…
6位はチェルシー。リーグ戦無敗を維持し、今季の優勝争いに加わることが予想されるが、アザールを筆頭とした外国籍選手を中心としたチーム構成となっている。そして、アーセナルとチェルシーを退けて“ビッグ6”に割り込んだのが5位のエバートンだ。現在リーグ戦では中位に位置しているものの、エバートンはGKジョーダン・ピックフォードら英国籍選手を軸としたチームで臨んでいる。
4位はマンチェスター・シティだ。前回王者として臨んでいる今季も無敗で首位に立っている。アルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロ、ベルギー代表MFケビン・デ・ブライネ、元スペイン代表MFダビド・シルバら攻撃の核となる選手が外国籍選手ながら、高順位をキープしている。
3位はマンチェスター・ユナイテッド。現在リーグ戦8位と波に乗り切れない日々を過ごしているものの、MFマーカス・ラッシュフォード、FWジェシー・リンガードらイングランド代表勢がチームを牽引していることから、順位が上がる形となった。
2位は絶対的エースのイングランド代表FWハリー・ケインが君臨するトットナムだ。司令塔のデンマーク代表MFクリスチャン・エリクセンが抜けるものの、大きな戦力ダウンはなく、攻守において偏りのないチームとなっている。
そして1位に輝いたのがリバプールだ。サラーを中心に、セネガル代表FWサディオ・マネ、ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノの強力3トップに加え、ブラジル代表GKアリソンにオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクらが外れるが、それでも高水準の戦力を保持していると指摘。中盤はイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンや元イングランド代表MFジェームズ・ミルナーら現主力が担い、最前線には今季絶好調の元イングランド代表FWダニエル・スターリッジも揃っている。