イングランドから外国籍選手がいなくなったら? “英国籍限定”プレミアリーグ順位分析

(左から)FWアグエロ、FWサラー、FWアザール、MFエリクセン【写真:Getty Images】
(左から)FWアグエロ、FWサラー、FWアザール、MFエリクセン【写真:Getty Images】

世界各国からトップクラスの外国籍選手が集うプレミアリーグ

 プレミアリーグは近年、世界最高峰のリーグとして評されており、巨額の放映権を得ていることから、世界各国からトップクラスの選手が集結している。母国の英国籍選手がベンチに追いやられるケースも見られるなか、もしプレミアリーグから外国籍選手が除外された場合、リーグ順位はどのように変動するのだろうか。英メディア「GIVE ME SPORT」は「クラブが英国籍選手のみの起用となった際のプレミアリーグ最終順位」を特集している。

 英国籍選手と言えば、トップクラス層の大半が国内に留まる傾向が強い。イングランド代表メンバーで国外リーグに所属しているのは、先月12日に代表デビューを飾ったドルトムント所属の18歳MFジェイドン・サンチョのみ。現状のプレミアリーグではチェルシーのベルギー代表MFエディン・アザールやリバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーなどの外国籍選手も多く活躍し、英国籍選手は厳しい競争に晒されている。

 記事では、プレミアクラブから外国人選手を除外し、英国籍選手のみで形成した場合、順位がどのように変動するのかを独自視点で分析しており、上位争いを演じる“ビッグ6”の行方にも注目している。

 20クラブ中10位は元イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディをエースに据えるレスター・シティ、9位にバーンリー、8位にボーンマスと続き、7位に落ち着いたのがアーセナルだ。直近のリーグ戦10試合9勝1分と絶好調のアーセナルだが、外国籍選手を除いた場合、基本布陣において主力選手が一人もいなくなる事態となっている。

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