再建途中のミラン、“イブラ以外”の補強も画策 ターゲットは中盤と最終ラインの実力者
中盤は今季終了後に契約が切れるラムジー、セスク、ラビオの3人を検討
セリエAの名門ACミランは、冬の移籍市場で米MLS(メジャーリーグサッカー)ロサンゼルス・ギャラクシーの元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチの復帰を狙っているとされる。しかし、実際は他にも実力者の獲得に動いているという。イタリア紙「コリエレ・デロ・スポルト」が報じている。
ミランは現在、中心選手のイタリア代表MFジャコモ・ボナベントゥーラの契約延長交渉と冬の移籍市場での獲得が当面の仕事だとしている。そのなかで、イブラヒモビッチについては、イタリア代表FWパトリック・クトローネとアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインを中心とした構成にバックアップがメインとなる仕事を受け入れてもらえるのかどうか、が焦点になるという状況だとした。
そのうえで、中盤と最終ラインにも補強の目を向けているという。中盤はアーセナルのウェールズ代表MFアーロン・ラムジー、チェルシーの元スペイン代表MFセスク・ファブレガス、パリ・サンジェルマンのフランス代表MFアドリエン・ラビオが挙がっているという。その3人の共通点は、今季終了時点で契約が満了になること。冬の移籍市場で獲得すれば移籍金はかかるものの、本来の評価より安く移籍金のクラブ間交渉がまとまる可能性が高いことから、検討を進めているという。
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