フローニンゲン堂安、今季2点目の鮮やかな“反転ボレー弾”に称賛 「ワンダフルゴール」
こぼれ球をトラップしてハーフボレー 開幕戦以来のゴールで9試合ぶりの勝利に貢献
フローニンゲンの日本代表MF堂安律が、現地時間11月2日のエールディビジ第11節エクセルシオール戦で今季2点目をマークした。4-2と最下位を脱出する勝利に導いた日本人アタッカーの一撃を、クラブ公式ツイッターも「ワンダフルゴール」と称賛している。
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8試合未勝利(1分7敗)で迎えたエクセルシオール戦、堂安は4-4-2の右サイドハーフで先発出場。前半26分、モロッコ代表FWミムン・マヒが先制ゴールを決めると、その3分後に堂安に見せ場がやって来る。
左サイドから攻め上がったドイツ人MFジェフリー・ヒャボドのクロスがエクセルシオールDFに当たって空中に舞うと、ゴール前にいた堂安はマーカーを背負いながら素早く落下点に入る。相手に体を預けながら左足でトラップし、鋭く反転して左足を一閃。グラウンダーの一撃がゴール右隅に突き刺さり、リードを2点に広げた。
クラブ公式ツイッターは、堂安の得点を速報。「ワォ!!! 2-0。ドウアンがワンダフルゴールを決めた。彼はハイボールをトラップしてボレーを放つ」と最大限の称賛を送った。
試合はその後打ち合いとなったが、コロンビア人FWマテオ・カッシエラ、デンマーク人FWヤニク・ポールが追加点を挙げてフローニンゲンが4-2で勝利。9試合ぶりの勝ち点3で暫定ながら最下位を脱出した。
堂安は試合後、クラブ公式ツイッター日本語版で試合を総括。「公式戦のような気持ちでトレーニングに励もうと(ダニー・バイス)監督が改めて伝えていた。3点、4点と取っているうちに、みんながもっと点を取りたいという欲が出てくるほど、このチームは良くなってきている」と、選手たちが自信を取り戻しつつあることを明かした。
開幕戦以来、約3カ月ぶりとなる今季リーグ戦2点目が生まれた堂安。チームとともに、自らもギアを上げていきたいところだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)