バルサ“135億円FW”デンベレ、規律面の乱れで1月放出? リバプールが獲得関心か
問題行動が目立つデンベレ、プレミア勢からは熱視線
リバプールのユルゲン・クロップ監督が、1月にも放出かと噂されているバルセロナのフランス代表FWウスマン・デンベレの獲得に乗り出す可能性があると、スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が報じている。
昨夏にドルトムントから移籍金1億500万ユーロ(約135億円)のメガディールでバルセロナに加入したデンベレだが、バルサ側は最近同選手に不満を示しており、移籍リストに載せているともっぱらの噂だ。問題は同選手の態度や規律面にあるようだ。
デンベレの好ましくないエピソードとしてスペインメディアなどで挙げられているのが、現地時間10月20日に行われたリーガ・エスパニョーラ第9節のセビージャ戦(4-2)での出来事だ。この試合ではアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが右腕を骨折したため、デンベレはメッシの代わりに入るよう告げられた。しかし、デンベレがその準備に要した時間は10分。これにはクロアチア代表イバン・ラキティッチも「一人足りない状態でかなりの時間を戦わなくてはならなかった」とこぼしている。
さらに続く24日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)インテル戦(2-0)で集合時間に25分も遅れて到着。規律面での乱れがさらに指摘される事態となった。なお、負傷中のメッシが不在となったこの試合だが、デンベレに出番はなく、結局90分をベンチで終えている。
そんなデンベレについて、「ムンド・デポルティーボ」紙はクロップ監督が獲得に動くかもしれないとの予想を示した。同監督はそもそも、デンベレがドルトムントからバルサへ移籍する前に同選手を欲しがっており、退団となれば契約に動く可能性があるという。
2022年までバルサと契約を結ぶデンベレの獲得には相当の資金投下が必要となるうえ、英メディアはチェルシー、アーセナルも関心を寄せていると報じている。クロップ監督はこの冬にビッグディールを成立させ、デンベレをアンフィールドに迎えることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)