ネイマールは出さない! バルセロナ会長が契約延長交渉を明言

マンUの451億円オファー報道にバルトメウ氏「バルサで引退してほしい」

 バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長は、マンチェスター・ユナイテッドが獲得に動いているブラジル代表FWネイマールについて、契約延長交渉に入る方針を明らかにした上で「バルサで引退してほしい」と熱望した。スペイン地元紙「ムンド・デポルティーボ」が報じている。
 ユナイテッドはチームの顔として、ネイマールに移籍金と年俸総額451億円というメガオファーを準備していると、英地元紙が報道。ネイマールの国際代理人が、オールドトラッフォードで行われたニューカッスル戦の貴賓席で目撃され、ユナイテッドのエド・ウッドワード副会長がバルセロナでネイマール移籍交渉を進めていたなどと伝えられている。セレソンのエースに対する去就の報道は、移籍市場閉幕目前で数多く飛び交っている。
 
 そんな中、バルトメウ会長は、ネイマール残留を強調する。「数カ月以内には、我々はネイマールと契約延長の交渉に入るだろう。彼はまだまだ若い。バルサで引退してほしいと思っている」と語り、ネイマールがカンプノウでキャリアを締めくくることを熱望している。
 FWペドロ・ロドリゲスが、チェルシーへと移籍。バルセロナはFIFAから補強禁止処分を受けている影響で新戦力の登録が2016年1月まで認められておらず、既に契約を交わしているスペイン代表MFビダル、トルコ代表MFアルダ・トゥランも冬までは戦力として計算することができない。選手層に不安を残す中、ネイマールも現在はおたふくかぜの影響で戦線離脱している。
 会長の願いはかない、ブラジルのスーパースターは契約延長にサインするのか。それとも驚がくの移籍は実現するのか。ネイマールが移籍市場終盤で最大の目玉となった。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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