マンCから“ワンダーキッド”再流出? ペップ残留熱望も「最後に決めるのは彼」

マンチェスター・シティの19歳FWディアス【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティの19歳FWディアス【写真:Getty Images】

19歳のディアス、リーグ杯フルハム戦で2ゴールの活躍

 現地時間1日に行われたイングランドのリーグカップ4回戦フルハム戦で、マンチェスター・シティのスペイン人FWブラヒム・ディアスが2得点を挙げ、チームの2-0での勝利の立役者となった。19歳のディアスは今季限りで契約満了予定となっており、退団の可能性も噂されている。ジョゼップ・グアルディオラ監督は残留を熱望しているが、最後に決めるのは本人サイドとし、同選手を失う可能性があることを認めた。

 ディアスは前半18分に放ったシュートが相手選手に当たってネットを揺らすと、後半20分にはブラジル代表FWガブリエル・ジェズスのシュートが枠に阻まれたところを叩き込んで2点目をマーク。シティの次ラウンド進出に大きく貢献し、トップチームでもっとやれる力があるとグアルディオラ監督にアピールした。

 しかし、ドイツ代表FWレロイ・サネやアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロの存在を考えると、ディアスがシティで定位置を確保することは難しい。英紙「ザ・サン」は、同選手が契約の切れる今季終了時に退団することを真剣に検討していると伝え、英紙「メトロ」は今冬の移籍市場でドルトムントとレアル・マドリードが獲得を狙っていると伝えている。

「ザ・サン」によればグアルディオラ監督は「彼に残留してほしいが、最後に決めるのは我々ではなく、彼の望みが決め手となる。我々はどうしても彼が欲しいが、代理人、彼本人、そして家族が決めることだ」とコメント。「我々は彼を非常に高く評価しているが、レロイ、ベルナルド(・シウバ)、セルヒオとの競争を考えるとトップチームで居場所を見つけるのは簡単ではない。彼はそれを最初から知っていた。残留を選んでくれたら喜ばしいことであり、我々は彼を残留させるためにあらゆることをしていく。しかし、その後で決めるのは彼だ」と、ディアス引き留めに全力を尽くすものの、退団の可能性があることを認めた。

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