イニエスタが仏メディアにコメント、カンテを指名「彼は間違いなく愛される存在だ」

　J1ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは、同じチームで共闘したいプレイヤーにフランス代表MFエンゴロ・カンテ（チェルシー）の名前を挙げている。

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　イニエスタは下部組織時代を含め22年間にわたってバルセロナに在籍し、今夏に神戸へ加入。昨夏に加入していた元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキとスター同士の共演を果たして注目を集めた。

　これまでもクラブや代表で世界トップクラスの選手たちとプレーしてきたイニエスタだが、自身のチームへ勧誘したいプレイヤーとして、今夏のロシア・ワールドカップ（W杯）で20年ぶりに優勝を成し遂げたフランス代表の一員で、立役者の一人となった“守備職人”カンテを指名している。仏テレビ局「RMCスポーツ」がコメントを伝えた。

「彼は長年にわたって自分のチームに引き入れたい選手だ。彼が日本にやって来ることはないだろうけどね。だが、彼は間違いなく愛される存在だ。ピッチ上で彼が取り組んでいる仕事と試合中に抱く自信によってね。彼は自身の熟練度により、チェルシーと代表チームの中心人物となっている」

　神戸は現在、公式戦7戦未勝利と苦戦を強いられているが、最たる課題の一つとして守備の脆弱さが浮き彫りとなっている。カンテは現在、世界屈指の守備力を誇ると評されていることもあり、イニエスタにとっては一層カンテのような存在を欲している時期なのかもしれない。