FC東京チャン・ヒョンス、韓国代表を“永久追放” アジア杯へ激震「守備陣再編が急務」
ソン・フンミンとチャン・ヒョンスが「正反対の道を歩んだ」との指摘も…
また、サッカー専門サイト「インターフットボール」は、「ソン・フンミンとチャン・ヒョンスは、正反対の道を歩んだ。ソン・フンミンは今年8月に陸軍のために1億ウォン(約1000万円)を寄付したことが伝えられ、サッカーファンからも称賛された。だが、チャン・ヒョンスは自らの不正行為によって世論から非難を浴び、代表資格まで剥奪された」と、兵役免除を受けた二人の行為を比較した。
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こうした行為で代表資格まで剥奪してしまう韓国内の世論や感覚は、日本では理解しがたい部分がある。ただ、韓国は兵役問題について、想像以上に敏感だということ。Jリーグも佳境を迎えるなか、FC東京でのチャン・ヒョンスのプレーに大きな影響が及ばなければいいのだが……。
(金 明昱 / Myung-wook Kim)
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金 明昱
1977年生まれ。大阪府出身の在日コリアン3世。新聞社記者、編集プロダクションなどを経てフリーに。サッカー北朝鮮代表が2010年南アフリカW杯出場を決めた後、代表チームと関係者を日本のメディアとして初めて平壌で取材することに成功し『Number』に寄稿。2011年からは女子プロゴルフの取材も開始し、日韓の女子ゴルファーと親交を深める。現在はサッカー、ゴルフを中心に週刊誌、専門誌、スポーツ専門サイトなど多媒体に執筆中。近著に『イ・ボミ 愛される力~日本人にいちばん愛される女性ゴルファーの行動哲学(メソッド)~』(光文社)。