インテル復権へ終わらぬ大補強 アルゼンチン代表の稲妻ストライカーを獲得へ

パリ・サンジェルマンFWラベッシと交渉中

 今オフに大型補強を続けているインテルが、パリ・サンジェルマンのアルゼンチン代表FWエセキエル・ラベッシを1200万ユーロ(16億円)で緊急補強する可能性が浮上している。
 衛星放送「スカイ・イタリア」によると、ラベッシの代理人はミラノ入りし、インテルと交渉を行っているという。 PSGは16億円の移籍金を求めているが、インテルはUEFAの規定するファイナンシャルフェアプレーへの抵触を避けるために、買い取りオプション付きのレンタル移籍を求めているという。
 インテルはヴォルフスブルクのクロアチア代表FWイバン・ペリシッチの獲得の交渉を進めてきた。だが、ヴォルフスブルクはマンチェスター・シティからベルギー代表MFケビン・デ・ブライネに対する100億円を超える巨額オファーを受けている。デ・ブライネとペリシッチの2人を同時に失うことはできないために、インテルに対する回答を遅らせている。
 そのため、インテルは「エル・ポチョ(稲妻)」のあだ名を持ち、2007年から12年までセリエAナポリで活躍したラベッシに標的をシフトさせた様子だ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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