「以前ほどの…」 復活の香川に地元メディアは“平均点以下”査定「苦悩している」
先発出場で決定機に絡むもゴールはならず「カガワに欠けていたのは試合勘」
ドルトムントのMF香川真司は現地時間10月31日、DFBポカール2回戦のウニオン・ベルリン戦に先発出場。先制点に絡み、チームも延長戦の末に3-2で勝利したが、ドルトムント専門メディア「BVB BUZZ」の選手採点では、香川に厳しい言葉が送られている。
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9月26日に行われたブンデスリーガ第5節ニュルンベルク戦(7-0)以来の出場となった香川は、4-2-3-1システムのトップ下でプレー。前半40分、左サイドからのクロスに頭で合わせるも、相手GKの好セーブに遭う。しかし、詰めていたアメリカ代表MFクリスティアン・プリシッチが押し込み、香川は結果的に先制点に関与。後半33分にドイツ代表FWマルコ・ロイスに代わってピッチを退いた。
記事では、出場選手を10点満点で評価。ゴールを記録したプリシッチ、FWマクシミリアン・フィリップ、ロイスを含めた計6人が最高評価となる「7点」を得た一方、香川は「5.5点」にとどまった。
「40分のヘディングがネットを揺らさなかったのはアンラッキーだったが、ありがたいことにプリシッチが無事回収してくれた。カガワに欠けていたのは試合勘であったことは明らかだった。長年にわたって示していたレベルのパフォーマンスを披露することに苦悩している。彼は上手くボールを捌き、試合に関与していたが、以前ほどのプレーや判断力を発揮するには至っていない」
ドルトムントは中盤のポジション争いが熾烈で、香川は厳しい立場に追いやられている。中盤戦から巻き返し、ルシアン・ファブレ監督の構想に入っていくことができるだろうか。
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