ランパード監督、古巣チェルシー戦の“疑惑の判定”に苦言 「明らかなファウルだった」
リーグカップで強豪チェルシー相手に善戦も、疑惑の判定でゴールを奪われて敗退
イングランド2部チャンピオンシップのダービー・カウンティで指揮を執る元イングランド代表MFフランク・ランパードは、現地時間10月31日にリーグカップ4回戦で古巣チェルシーと対戦した。接戦の末に2-3で敗れる結果となったが、決勝点を奪われた場面では「明らかなファウル」が見過ごされたと判定に苦言を呈している。英紙「デイリー・メール」が報じた。
かつての本拠地スタンフォード・ブリッジに凱旋したランパード監督。監督として初めてチェルシーとの対決を迎えた。2部で戦うダービーは、プレミアリーグで今季いまだ無敗(7勝3分)のブルーズ相手に健闘を見せた。
ダービーはオウンゴールで失点しながらも、すぐに追いつくという展開を繰り返し、試合終了5分前まで2-2と粘り強さを見せた。
しかし、迎えた後半41分、チェルシーが右サイドで得たスローインを起点として攻撃を仕掛けると、最後はゴール前に攻め上がった元スペイン代表MFセスク・ファブレガスのシュートが決まった。ダービーは両軍合わせて5得点が飛び交う接戦を落とした。
試合後、ランパード監督は決勝点につながるスローインの場面でファウルがあったと指摘する。チェルシーのイタリア代表DFダビデ・ザッパコスタがサイドライン際でダービーのウェールズ代表FWトム・ローレンスを背後からのタックルで倒したが、主審はファウルをとらず、チェルシーのスローインで試合が再開された。