ソラーリ体制始動のレアル、ベンゼマの初ゴール奪取に称賛「デビューのスペシャリスト」

レアル・マドリードのFWカリム・ベンゼマ【写真:Getty Images】
レアル・マドリードのFWカリム・ベンゼマ【写真:Getty Images】

国王杯4回戦で3部メリリャ相手に先制弾をマークし、新体制初勝利に貢献

 レアル・マドリードの元フランス代表FWカリム・ベンゼマが、サンティアゴ・ソラーリ暫定監督の初陣となった国王杯4回戦の3部メリリャ戦(4-0)で先制ゴールをマーク。新体制で毎度のごとく“初ゴール”をマークしているストライカーを、スペイン紙「マルカ」は「デビューのスペシャリスト」と称した。

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 レアルはバルセロナとの「エル・クラシコ」で1-5と惨敗し、今季就任のフレン・ロペテギ前監督の解任に踏み切った。下部組織で指揮を執っていたソラーリ暫定監督の下で再スタートを切った。

 この試合で不穏な空気を切り裂く得点を挙げたのがベンゼマだった。前半28分、ゴール前にポジションをとり、左サイドからの折り返しに合わせてゴールネットを揺らした。レアルはその後も得点を重ね、4-0で勝利した。

「マルカ」紙によると、ベンゼマはカルロ・アンチェロッティ元監督(2013年)、ジネディーヌ・ジダン元監督(2016年)、フレン・ロペテギ前監督(2018年)、そして今回のソラーリ新監督と直近の5人のうち、4人の監督の下でチームの「新体制初ゴール」を決めた。そんなベンゼマを同紙は「デビューのスペシャリスト」と表現した。

 今季リーグ第10節までに4得点を決めているベンゼマだが、退団したポルトガル代表FWのクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)に代わる得点源としての働きで見ればはやり物足りなさが残る。

 新監督の船出を飾る印象的なゴールが多いという事実が明らかになったベンゼマだが、やはり残る課題はそこからの「継続性」だろう。不振のレアルを救うべく、ソラーリ監督の下でゴールラッシュを見せることができるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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